疾患と対処法

いびきについて

いびきは、周りの人に迷惑をかけているけれど、自分の体には影響がないと思いがちですが、実際には、自分の体にも負担を与えていることが多いです。いびきをかく人は、自分のいびきによって睡眠が浅くなったり、起床時にも熟睡感がなかったり、睡眠時無呼吸症候群といって睡眠中息が止まるために、ひどくなれば心臓や脳にも負担を与えていることがあります。
睡眠中に鼻からのどまでの通り道が様々な原因によって狭くなり、呼吸する際に粘膜や分泌物が振動することによって起こる音がいびきとなることがほとんどです。

原因としては、鼻・副鼻腔に原因のある場合や、肥満、口蓋垂(ノドチンコ)が長い場合など色々な要素が考えられます。その他、舌根沈下といって、仰向けに寝ると舌がのどの奥に落ち込むことによって、気道がふさがれ、いびきとなる場合もあります。

また体型的に、太り気味、肥満の人は、首についている脂肪により、気道が圧迫されて一般的にいびきをかきやすくなります。あごの小さい人もいびきをかきやすい体型といえます。
いびきの治療には、外科的手術、薬による治療、マウスピース法、鼻腔持続抑圧呼吸法(C-PAP法)などがあります。外科的手術は全身麻酔で行うもので、約1週間~10日間の入院が必要です。マウスピース法やC-PAP法は、毎日装着しなければならないため患者の負担が大きくなります。

口蓋垂が長くて軟口蓋が狭いためにいびきが大きいという場合には、レーザー手術で口蓋垂を短くし、後口蓋弓の一部を蒸散させることにより、空気の通り道を広げていびきを小さくすることが可能です。この手術の利点は、外来で行えること、局部麻酔を行いますので出血や痛みはほとんどなく、20分程度で手術は終了しますので患者の負担が少ない点です。また健康保険の適応があります。(詳しくはこちら)

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