疾患と対処法 | いびきについて | 地下鉄御堂筋線・京阪電車、淀屋橋駅より徒歩3分にある耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック | ならむらクリニック
いびきは、周りの人に迷惑をかけているけれど、自分の体には影響がないと思いがちですが、実際には、自分の体にも負担を与えていることが多いです。いびきをかく人は、自分のいびきによって睡眠が浅くなったり、起床時にも熟睡感がなかったり、睡眠時無呼吸症候群といって睡眠中息が止まるために、ひどくなれば心臓や脳にも負担を与えていることがあります。
睡眠中に鼻からのどまでの通り道が様々な原因によって狭くなり、呼吸する際に粘膜や分泌物が振動することによって起こる音がいびきとなることがほとんどです。
原因としては、鼻・副鼻腔に原因のある場合や、肥満、口蓋垂(ノドチンコ)が長い場合など色々な要素が考えられます。その他、舌根沈下といって、仰向けに寝ると舌がのどの奥に落ち込むことによって、気道がふさがれ、いびきとなる場合もあります。
また体型的に、太り気味、肥満の人は、首についている脂肪により、気道が圧迫されて一般的にいびきをかきやすくなります。あごの小さい人もいびきをかきやすい体型といえます。
いびきの治療には、外科的手術、薬による治療、マウスピース法、鼻腔持続抑圧呼吸法(C-PAP法)などがあります。